5月23日の活動
朝の光 |
・石巻での住まいについて
先日までワタナベは石巻市内にある避難所となっているホテルに宿泊させてもらっていたのだが,移動図書館のみずうみ号が来てから,みずうみ号の駐車場になっている石巻市内から少し外れた場所で寝泊まりしている.
ここは,土地を管理する方の計らいで,無償で使わせて頂いている.電気も水もないが,ゴールデンウィークにはピースボート関係のボランティアが200人もテントを張って泊まったのだとか.
その跡地をS&Fのみさんと一緒に使っている.ここには,特殊なダンボールでできたパオのような物が建っており,そこで寝泊まりしている.
テントのように,若干隙間があるためアリなどが入ってきてしまうが,なかなか居心地は良い.
山の麓で,直ぐ近くには家がないため,夜は真っ暗.だがその分環境は非常に良く,朝,昼はウグイス,キジの鳴き声が響き,野生の藤など様々な草花を見ることができる.
私ハラダは,ホテルの片付けなどがあったため,22日の晩にこちらに移ってきた.初めての朝.am5時やはり山の朝は非常に気持ちが良く,空気が澄んでいて空とか,木とか何もかもきれいに見える.
パオの直ぐ横はこんな感じ |
みずうみ号の中の本たち |
パオの中 |
発電機を使わせてもらい充電 |
・おながわっ子見守隊
そして,なぜそんなに早起きをしたかというと.
この日から,女川第二小学校に通う子ども達の登下校のサポートをする“おながわっ子見守隊”の一員になるボランティアをRecovery For Japan(子ども達の心のケアを目的とした臨床心理師さんなどが所属する団体)の皆さんと一緒に行うことになったため,子ども達の登校開始より前に学校に到着できるよう早く起きた.
女川町に限らず,津波で被害を受けた地域の小中学生は,大体が臨時に派遣されたバスで毎日家の近くまで送迎してもらっている.そのバスへの乗車,降車時の危険から子ども達を守のが仕事.
瓦礫の撤去などで,大型のダンプカーや自衛隊の特殊車両が多数行き来する道での乗り降りなので,とても危険.安全にバスに乗って,降りてもらうように,子ども達を見守る.
週三回,朝は,6時半頃,夕方は15時頃,小学校に集まり活動を行うことになった.夕方は大丈夫だが,朝は起きるのが非常にきつい.
だが,子ども達のため・・・これから頑張ろう.
教頭先生(青い人)から説明を受ける |
バス停になっているコンビニから子ども達をのせたバスが出発 |
これを人数分もらった |
女川二小には・・・ |
看板犬“マロ” |
・その他の活動
昼間は,避難所になっている湊中学などに行って,図書館車用の本・マンガの調達や,ニーズ調査.湊中学では,余っている本をたくさんもらえることになった.その他,おもちゃなどが欲しい保育施設との調整などを行った.
余っている本たち |
23日の活動は大体このくらい.
harada
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