2011年6月23日木曜日

みずうみ号 in 渡波小学校

良い憩いの場


 最近,土日は様々なイベントが重なって“みずうみ号”の手伝いをすることが出来ずにいたが,18日は久しぶりに“みずうみ号”で活動を行うS&Fに同行して渡波小学校へ.

 渡波小学校に“みずうみ号”が訪れるようになって今回で5回目,“みずうみ号”がやってくる時間になると自然と人々が集まってくるようになっていた.
 皆が思い思いに本を探して読んだり,先週借りた本を返し,他の本を借りていったり,子ども達はハンモックやシャボン玉,“みずうみ号”に載っているブロックなどのおもちゃで遊んだり,と良い憩いの場として渡波小学校に定着してきているように感じた.

学校の敷地内はかなり片付いたがそれでも爪痕は残る
学校のすぐ向かいではまだまだ片付けが続く

 意外にも,かなり人気だったのはシャボン玉.これは子ども達だけでなく大人も「これ,やってみると楽しい.クセになる」とひたすら透明な玉を作り出し空へ飛ばしていた.ふわふわと空を漂う,シャボン玉を眺めるのはそれだけで癒しの効果があるのかもしれない.

 S&Fのモリヨシさんに教えてもらったシャボン液の作り方.
 ・用意する物
  台所用洗剤(界面活性剤が30%以上の物)
  洗濯のり
  水
 ・作り方
  洗剤:1,のり:3,水:6の割合で混ぜるだけ.
 あとは,針金で作った適当なわっかがあればシャボン玉を飛ばすことが出来る.




 本を見ていく大人の方々にどんな本があったらいいか聞いてみたら,編み物,縫い物などの手芸の本,絵はがきの描き方の本,大人が楽しめるマンガ,詩集,写真集などが挙げられた.
 避難所では,時間をもてあましているのだが,長い小説を読むのは疲れてしまう.そこで手軽に出来る手芸の本や,軽い気持ちで読めるマンガ,詩集,写真集などが良いということだった.
 またそのような本が手に入る機会があれば,みずうみ号に載せたいと思う.

 子ども達は,年代によっても異なるが,やはり人気のあるドラえもんやポケモン,少年ジャンプに連載されるような人気のタイトルのマンガが読みたいと言っていた.少しはためになるような本も読んだらどうかと思うのだが,自分も子どもの頃は活字をほとんど読まなかったためあまり強く勧めることもできない・・・.

 また,文庫本とハードカバーの単行本では,文庫本の方が持ち運びが便利だし,本棚にたくさん入るので良いと勝手に思っていたが,文字が大きい分単行本の方が読みやすく良いという意見が多かった.同じタイトルで両方がある場合は,単行本の方を入れた方が良いかもしれない.

 新しい本もどんどん入って,ますます魅力的な移動図書館になってきたのでこれからも多くの人に利用してもらいたい.


harada

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