2011年5月22日日曜日

荻浜小学校大運動会

各国の国旗ではなく大漁旗で飾られたグラウンド

5月21日牡鹿半島にある石巻市立荻浜小学校の運動会に出席した.
荻浜小学校はワタナベが震災後の比較的早い時期に軽トラックでの物資の配布などをおこなった場所.そのときから交流があったため,今回呼んでもらうことになった.

牡鹿半島は景色が良い
牡鹿半島も,やはり津波で大きな被害を受けた.荻浜小学校がある桃浦も例外ではなく.小学校から一歩出ると破壊された信号機が駐車場に転がっていたりする.また,市街地に比べ瓦礫の片付けも進んでおらず.被害があって以来そのままになっているように見える場所が多かった.このような場所で運動会を開催することはとても大変だったに違いない.

まだ手つかずの瓦礫の山
完全に破壊された集落
校庭の直ぐ横には壊れた信号機

出場した小学生は13人.皆元気いっぱいだった.その13人を,大勢の大人が本気で応援する.
地域の皆さんや,先生方,ボランティアから赤十字の医療団まで参加して,玉入れ,綱引きなどを行った.この運動会を通して,立場や役割の垣根を越えて交流できた.

運動会なんていつ以来だろう.でもとても懐かしくて楽しい気持ちになった.そして精一杯頑張る子供達の姿を見てすごく元気をもらった気がする.きっとその場にいた皆が同じ気持ちだったと思う.

このような大変な場所で大変な時期だからこそ,このようなイベントは諦めないで開催するべきだと強く感じた.本当に良い運動会だった.


本気

元校長のマジックショー

体育館にはこんな絵も

元気なみんな

地域チーム,日赤チーム,ボランティアチームなどに分かれ対戦

大人も本気

踊りがすごかった

harada

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